自分のスキルをもっと磨きたいと思い、ブログを始めました。生活などに役立てる情報の発信や学習したことを発信していきたいと思います。
今回は教師に向いている人について、説明していきます。
・教師になるためには
・教師の主な仕事と能力
・まとめ(教師に向いている人)
教師になるためには
教員になるためには大学等に行って教員免許を取得することが第一歩。
レベルの高い大学に入らなくても、授業や教育実習等を経て、比較的楽に取得できます。
取得できる資格としてはハードルが高くないため、カリキュラム的に可能であれば取っておいても損はありません。
免許を取得したら、各都道府県の教員採用試験に合格することが必要です。
教員採用試験については年々倍率が減っていて、教員の質が下がってきているとも言われています。
教師の主な仕事と必要な能力
・授業
・生徒の生活・進路指導
・保護者対応
・各校務分掌の仕事
・部活動
・事務仕事
・授業
各教科の持つ専門性を生かしながら年間の指導計画に沿って授業を展開していきます。生徒の反応や授業中における生徒への発問、生徒の主体的な学びを促す工夫をしていかなければなりません。1回の授業で1〜2つの狙いを定めて指導していくため、想像力、計画性が重要となってきます。
・生徒の生活・進路指導
観察力を使って、様子がおかしい生徒に気づくことが重要です。生活指導では遅刻や授業中における態度が悪い生徒などへの日々の指導になります。各学校の基準に合わせた指導となるため、その基準を把握ししっかり注意できることが重要です。生徒の顔色を気にして注意できないと、生徒からは「注意しない先生」と思われるため責任感をもって指導に当たらなければいけません。また、他の教師からも「生徒指導をしない先生だ」と言われます。進路指導では、学校の特色を生かした進路について理解し、生徒の希望進路先に向けたアドバイスができるよう準備しておきましょう。そのため必要な情報を収集し提供してあげれることが重要です。
・保護者の対応
学級通信を通してクラスの状況や予定の連絡を行うだけでなく、早退時や怪我をした時などの電話連絡、時には学校に呼んで面談などをおこないます。
筋の通った話で保護者納得させたりことが必要なため、論理的な思考力が必要となります。また、保護者から話を引き出すなどのコミュニケーション能力が必要です。根拠のない話をしてしまってのちに大きな問題を引き起こすことも。
・各校務分掌の仕事
担任、副担任の他に役割があります。生徒会や委員会を動かしたり、問題を起こした生徒の対応をしたりする生徒課。進路実現に向けたキャリア教育を推進する進路課、式典などを担当する総務課。時間割や教育課程の変更などをする教務課などがあります。(学校によって呼び方が違う場合があります。)どの課もコミュニケーションでしっかり連携をとり、良好な関係を維持することが大切です。
・部活動
中学校高校には部活動があります。部活動によっては休日も関係なく活動しているため、疲れが取れないという場合もあります。また、自分の経験したことのない部活の担当になることも多々あります。そうなった場合色々自分で学習して生徒に伝えるということで労力としてはかなり大きくなります。生徒の成長が顕著にみられるのも部活動の良い場面となります。
まとめ
これらのことを踏まえた教師に向いている人とは
・計画性がある人(いきあたりばったりにならない)
・観察力のある人(児童生徒の変化に気付ける)
・論理的思考力のある人
・コミュニケーション能力が高く、周囲との関係を良好に保つことができる人
・体力のある人(メンタル的に打たれ強い人)
・児童生徒の成長を見たりすることが好きな人、面倒見のいい人。
・責任感がある人(仕事を投げ出さない、半端にしない人)
ただしこれらの能力は全て持ってなくても大丈夫です。不足する部分は他の教師と補い合えますが、苦手を全て任せられるわけではありません。
自分の性格や能力に合っているか考えていきましょう。
個人的には現在の教育愛という言葉だけで教師を目指すことは危ないと考えます。上記に挙げた仕事や能力が無理なく続けられるものであることが第一です。
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